GoogleマップのAPIキーのエラーが出る時の対処法

2016年6月22日よりGoogleマップのAPIキーが必須に

2016年6月22日より、GoogleマップのAPIの利用にはAPIキーが必須になり、それ以降Googleマップが表示されないというエラーが頻出しているようです。

新規でGoogleマップAPIを利用する場合はAPIキーが必要

2016年6月22日以降に新規でGoogleマップのAPIを利用して、ウェブサイトに地図を表示させる場合には、APIキーが必要になります。

2016年6月22日以前のウェブサイトには影響なし

以前からGoogleマップAPIを利用して表示しているウェブサイトには、影響はありません。

GoogleマップAPIが2018年7月16日から有料となりAPIキー取得が必須

詳しくは以下の記事でご確認ください。

Google Map APIの有料化に伴う変更内容と対応・登録方法

エラー Google Maps API error:MissingKeyMapError

Googleマップで何らかのエラーが出ると以下のような表示になると思います。エラーの内容は「Google マップが正しく読み込まれませんでした。JavaScript コンソールで技術情報をご確認ください。」と言うものです。ハッキリ言って素人じゃ全く理解できないと思います。

Googleマップエラー

分りやすく言うと「ブラウザの開発者向けツールでJavaScriptエラーを確認してください」という事です。

エラーの中身を見てみると、Google Maps API error:MissingKeyMapError となっています。GoogleマップのAPIキーがないですよ!との事ですね。

GoogleマップAPIキーのエラー対処方法

1.GoogleマップAPIキーを取得する

Google Maps Platformへ行き、ページ右上にある「使ってみる」をクリックします。

GoogleマップAPI取得

「アプリケーションを登録するプロジェクトの選択」という画面が表示されますので、「新しいプロジェクトを作成」のまま「続行」ボタンを押してください。

GoogleマップAPIの取得

名前は、ウェブサイト名などの名前でOKです。
URLの設定は、「*.example.com/*」 の様に、使用したいドメインを入力します。

「作成」ボタンを押して、「保存」をクリックすると、GoogleマップのAPIキーの取得が完了します。

2.GoogleマップAPIキーの設定方法

ウェブサイト内にあるGoogleマップのJavaScriptを読み込む部分にAPIキーを付け足すだけ。

変更前:<script src=”https://maps.googleapis.com/maps/api/js”></script>

変更後:<script src=”https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=XXXXXXXXXXXXXXXX“></script>

パラメータが付いている場合

以下のようにjsの後にjs?sensor=trueになっていたら、『?』ではなく『&』にして付け足します。

変更前:<script src=”https://maps.googleapis.com/maps/api/js?sensor=true”></script>

変更後:<script src=”https://maps.googleapis.com/maps/api/js?sensor=true&key=XXXXXXXXXXXXXXXX“></script>

トラフィックの多いウェブサイトは有料

Googleからのアナウンスによると、今回のGoogleマップのAPIに関する変更に伴い、一日25,000回の表示を上限としそれ以上は有料となるようです。

http://googlegeodevelopers.blogspot.jp/2016/06/building-for-scale-updates-to-google.html