常時SSLのGoogleアナリティクスとサーチコンソールの設定方法

2018年4月24日

無事にウェブサイトを常時SSL化したら、忘れてはいけないのがGoolgeアナリティクスとサーチコンソールの設定変更作業です。既にGoolgeアナリティクスとサーチコンソールに登録していてもhttpsへ対応させる必要があります。今回は、Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定変更手順と方法を解説します。

Googleアナリティクスの設定変更手順

Goolgeアナリティクスの場合、簡単な設定変更で対応できます。常時SSL化したウェブサイトのURL設定をhttpからhttpsへ切り替えるだけです。

1. Googleアナリティクスにログイン

Goolgeアナリティクスにログインし、変更したいウェブサイトを選択し、画面左下の歯車アイコンの「管理」をクリックします。

Googleアナリティクス管理画面

2. ビュー設定をクリック

ページ右上のビューの項目「ビューの設定」をクリックします。

3. ウェブサイトURLを「https」に変更

ビュー設定の詳細が開くので、ウェブサイトのURLをプルダウンからSSLの「https://」を選択して、保存します。

GoolgeアナリティクスのSSL対応設定はこれだけです！

サーチコンソールの設定

サーチコンソールの場合は、SSL（https）のURLを新規で追加する必要があります。www有りのhttps://www.～、無しのhttps://～の2種類を登録します。

ですので、常時SSL化した場合は合計4つのURLを登録しなくてはいけません。
http://○○○.com/
http://www.○○○.com/
https://○○○.com/
https://www.○○○.com/

httpsのURLを追加登録

1. まずは、サーチコンソールにログインし、ページ右上の「プロパティを追加」をクリックします。
2. SSL（https）のwww有り・無しのURLをそれぞれ登録します。

www有り無し設定

サーチコンソールにSSLのwww有り無しのURLを追加したら、どちらかに統一する必要があります。統一しないとwww有りと無しでは別サイトと認識されてしまい、SEO的に悪影響が出る場合もあるので、必ず設定しましょう。

1. 優先するバージョンを設定
   先ほど追加したURLの詳細ページへ行き、メッセージの「https://～ の検索パフォーマンスを改善できます」を開きます。
   一覧の中にある「優先するバージョンを設定」をクリックします。

2. 「使用するドメイン」をwww有りまたは無しのURLを選択して設定完了です。

サイトマップを送信

最後に常時SSL化して変更になった新URLをGoogleにクロールしてもらうためにサイトマップを送信します。

サーチコンソールの管理画面の［クロール］>［サイトマップ］から［サイトマップの追加/テスト］へと進みます。サイトマップのURLを入力して送信すれば完了です。

SSLの新URL全てがインデックスされるまで多少時間がかかりますが、気長に待ちましょう。