ドメイン移管手続きの方法と流れ!管理会社乗り換えは簡単

ドメイン移管手続きの方法と流れ

サーバー会社を変更するには、データ移動やドメイン管理先の変更など面倒な作業がたくさんあります。一般的には、サーバー会社変更と共にドメイン管理先も一緒に乗り換えるケースが多いと思います。中には、サーバー会社とドメイン管理は別々といったケースもありますが、できれば、一緒の所で一括管理するのが簡単で望ましいかと思います。

今回はドメイン管理を別の会社へ変更する際の、移管手続きの方法と流れをわかりやすく解説します。

ドメイン移管前の確認事項

取り扱いドメイン

移管するドメインが、移管先の管理会社で取り扱っている必要があるので、契約する前に確認する必要があります。

一般的な.comや.netなどのgTLDドメインであれば、どの管理会社でも取り扱っているので、ほぼ問題ありませんが、国別ドメイン(ccTLD)は、取り扱いが限られている場合が多いので注意が必要です。

ドメインの有効期限

ドメインの期限が切れていたり、有効期限が2週間以内の場合は、移管することができません。

移管完了までに1週間程度かかる場合があるので、有効期限が最低でも1か月ほどある状態で移管手続きをするのが安全です。

ドメイン取得後、60日以上経過

ドメイン取得後、60日未満の場合は、移管することができません。

ドメイン登録情報の確認

ドメイン登録情報(担当者名、住所、電話番号、メールアドレス)が間違っていないか、事前に確認しておく必要があります。特に登録メールアドレスでメールが受信ができないと移管手続きできなくなるので注意が必要です

whoisプロテクト(代理公開)の解除

個人情報を保護する目的でwhois情報を代理公開に設定している場合は、ドメイン移管する際は解除する必要があります。

レジストラロック(ドメインロック)の解除

ドメイン管理会社によっては不正なドメイン移管を防止する為に、レジストラロック(ドメインロック)している場合があるので、もしロックされている場合は、移管元の管理会社で解除する必要があります。

ドメイン移管手続きの手順

移管元から認証コードを入手

.com/.net/.org/.info/.bizなどのgTLDドメインを移管する場合、認証コードが必要になります。認証コードはドメイン管理会社によって「AuthCode」、「Authinfo」、「EPPkey」など違った言い方をされる場合がありますが、同じ意味になります。

認証コードは、移管元のドメイン管理会社から入手します。一般的に管理画面から取得可能の場合がほとんどなので、詳しい認証コードの取得方法は、各ドメイン管理会社のウェブサイトなどで確認してください。

移管先で申請手続き

認証コードを入手したら、移管先のドメイン管理会社のウェブサイトから移管手続きの申し込みを行います。
ドメイン名と認証コードを入力し、ドメイン移管料金を支払い、申請するだけでOKです。

トランスファー申請の承認

ドメイン移管の申請をすると、移管先のドメイン管理会社から内容確認のメールが届くので、最終的な承認手続きを行います。

承認が完了すると、5日以内ほどでドメイン移管作業が行われ、ドメイン移管が完了となります。

まとめ

サーバー引っ越しの時にドメイン管理も一緒の会社に移行させたい場合は、ドメインの移管手続きが必要になりますが、作業自体はそんなに難しいものではありません。

ドメインの移管作業に自信のない場合は、弊社が代行いたしますので、お気軽にご相談ください。